いよいよプロ野球のオープン戦も終盤になってきました。
YOUTUBEでも色々な方が各チームのオープン戦の結果を踏まえながら、順位予想をされたり、チームの課題などを解説されています。
今回は、解説者の中でも物怖じしないストレート言い方が人気の元ロッテでキャッチャーだった里崎智也さん、元横浜（現・DeNA)ベイスターズでセカンドだった高木豊さん。
このお二人の現段階の広島カープの評価をまとめてみました。
よかったら最後までお付き合いください。
里崎智也の2024カープ順位予想は最下位！
昨年2023年の広島カープの予想順位は1位と予想していた里崎さんでしたが、今年は最下位と予想されています。
その理由は主にこのようなことでした。
１．中堅どころが育っていないため、ポジション争いにならない。
現時点で野手のスタメンがほぼ決まっている。
２．スタメンが決まっていること自体が悪いのではなく、その野手のスタメンが決まっている中で、ベテランと外国人選手に頼りすぎている。
現段階のカープの中心選手は、
秋山翔吾選手（35）
画像出典：デイリースポーツＯＮＬＩＮＥ
MLBのシンシナティ・レッズから2022年広島カープに移籍。
ベテランながら走攻守揃った外野手でチームを牽引。
昨年は前半こそ4割近い打率を叩き出し、一時首位に立ったカープのリードオフマンでしたが、コンディション不良などで戦線離脱するなど後半は調子も上がらず。
今年は巻き返しなるのでしょうか。
菊池涼介選手（33）
画像出典：ミズノ公式オンライン
昨年こそ受賞を逃しましたが、それまで歴代最多10年連続ゴールデングラブ賞受賞するほどの日本が誇る守備職人。
その守備範囲の広さや反応の速さ、スーパープレーの数々でついた呼び名は「忍者」「魔法使い」
これまでもチームのピンチをその華麗な守備で何度も救ってきました。
昨年は120試合に出場し、打率．255、5本塁打、27打点。主に1番打者だったが、異例の4番を務めることもあった。
しかし、シーズン中盤にコンディション不良でチームから離脱することもありました。
他にも、野間峻祥選手（31）や上本崇司選手（33）もおられます。
里崎さんが危惧しているのは、「ベテランは終盤疲れが出やすくなってくる。現に昨年、菊池も秋山もコンディション不良で離脱した期間があるでしょ」
とおっしゃっています。
さらに今期から加入したレイノルズ選手とシャイナー選手。
特にシャイナー選手は4番候補として加入したのですが、オープン戦18打席連続ヒットなし。先日19打席目にして初ヒットを記録しましたが、日本のピッチャーに慣れるまでもう少し時間がかかりそうです。
こうしたベテラン＆外国人に頼っている、そしてそこに割って入ってくる中堅・若手選手があまり育ってないように見えるため最下位評価となってしまったようです。
高木豊が見るカープは怖さなし！？
続いて、高木豊さんが見たオープン戦でのカープですが、こちらも厳しい意見が聞かれました。
１．昨年中継ぎで活躍していたターリーの退団により、中継ぎ陣が不安。
２．バッティングの軸となる選手がいない。外国人も結果が出ていない。
昨年もそうでしたが、野球の攻撃の軸となる4番バッターが決まらないため毎試合違う人が4番になるくらいホームランが打てるバッターがいません。
長距離を打ちそうなバッターがいないため、相手ピッチャーにとっては1発がないので楽になってしまう。
その広島カープの中でも高木さんがバッティングがいいとおっしゃった選手がいます。
小園海斗選手（23）
画像出典：日刊スポーツ
小園海斗選手は報徳学園高校から2018年ドラフト1位でカープに入団しました。
昨年は、開幕から不振にあえぎますが、最終的に80試合出場で打率.286の成績を残しました。
一昨年も開幕での調子が上がらなかったので、全試合出場するためにも3・4月のスタートダッシュが肝になりそうですね。
守備では本職のショートだけではなく、サードやセカンドでの出場の経験もあります。
小園選手のバッティング
（オープン戦 対日本ハム戦 5打数4安打）
まとめ
今回は里崎智也さん・高木豊さんお二人の広島カープの前評判をまとめてみました。
なかなか手厳しい評価となりましたね。
ただ、お二人の解説を聞いて納得するところもありますし、今後のカープの課題を突き付けられている…そんな印象すら感じました。
前評判は高くないかもしれませんが、シーズンに入ってその評判を見返してくれるような活躍を期待したいです！
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント