バレーボール女子日本代表の快進撃が止まりません!
ネイションズリーグ初戦、世界ランク1位のトルコを撃破し、続くブルガリア・ドイツ戦にも勝利し3連勝しました。
日本の2大エースといえば、古賀紗理那選手と石川真佑選手ですが、今回は同じくアタッカーの林琴奈選手にスポットを当てていきたいと思います。
林琴奈選手ってどんな人?
出身校は?
大会中、注目していきたいポイントは?
など、まとめてみましたのでよかったら最後までお付き合いください。
林琴奈ってどんな人?バレーエリート?全国制覇も!
画像出典:月バレ.com
生年月日:1999年11月13日(2024年現在24歳)
出身地:京都市京都府
身長:173㎝
血液型:A型
最高到達点:290㎝
コートネーム:リン
所属チーム:JTマーベラス
背番号:2
【中学時代】
林選手は4つ上にお姉さんがおられ、そのお姉さんがバレーボールをやっていたことと顧問の先生に誘われて小学2年生の時にバレーボールを始めました。
お姉さんも京都の強豪校・京都橘高校で主将を務め、龍谷大学へ進学するほどの実力だったようですので姉妹でバレーエリートです♪
京都府出身の林選手ですが、中学から大阪の強豪校・金襴会中学へ進学します。
「金襴会中学・高等学校」は私立の中高一貫の学校で特にスポーツに注力している学校です。
林選手は「バレーボール選手になる」夢を叶えるべく、バレーの強豪・金襴会へ進学することを決めたようです。
中学でも実力を発揮し、2年生の時は全国2位。
そして、主将を務めた3年時には全国制覇しています!
2014年「全国都市対抗中学大会(JOCジュニアオリンピックカップ)」でも大阪北代表の主将を務めています。
この大会は、連覇こそ逃しましたが優秀選手に選出されました。
【高校時代】
高校は金襴会高校へ進学。
金襴会高校もバレーボールで全国大会の常連と言われるほどの強豪校です!
林選手は高校1年生の時に全日本ユースに選ばれ、世界ユース選手権に出場しています。
ユース選手に選ばれるくらいなので、相当高いレベルだったことが分かりますね。
ただ、高校1~2年時は春高バレーでともに準決勝で敗退しており、林選手も元々の性格がおとなしいようで声がなかなか出ないことを中学・高校と何度も叱咤されてきたそうです。
2年時に高校三冠を期待されるほどのチームでしたが、最初のインターハイでストレート負けしてしまい監督からも「林琴奈が変わらないと勝てない」と言われてしまいました。
責任感が強い林選手は、優勝を逃すたびに「先輩たちを勝たせることが出来なくて申し訳ない」気持ちでいっぱいだったそうです。
3年時は主将を任され、「今までの先輩の分まで」という思いで自らを奮い立たせ練習に励みます。
高校最後の大会、春高バレーでは決勝まで勝ち進みます。
決勝戦で、林選手のスパイクをブロックされ嫌な流れになりかけますが後輩セッターが「最後のトスは自分に」という思いが伝わり奮い立った林選手は最後の1点を見事に決めチームを優勝に導くことが出来ました。
実力は申し分なく、精神的な部分でものすごく厳しかった高校時代だったと思いますが、有終の美を飾れて林選手の努力が報われた3年間だったのではないでしょうか!
【高校卒業後】
林選手は高校卒業後、VリーグのJTマーベラスへの入団が内定。
そして内定入団の時期にもかかわらず、プレミアリーグファイナル第一線に途中出場、第二戦はスターティングメンバーで出場。
デビュー戦がファイナルなんて…本当にすごいことですよね!
2021年東京五輪日本代表に選出。
2023年チームの副主将を任され、名実ともにチームの中心選手へと成長されました。
林琴奈の大会中の注目ポイントは?
林選手は、スパイクはもちろんですがレシーブも守備専門のリベロと大差ないほど上手です!
実際、過去に世界戦で負傷した選手に代わってリベロで出場したこともあったそうです!
そして、林選手の得意なプレーは「ブロックアウト」です。
ブロックアウトとは相手の高いブロックを逆に利用して、腕や手に狙って当ててコートの外に出すプレーのことです。
チームでは主にレフトでプレーしていますが、代表ではライトを任されています。
ライトはレシーブに参加する機会も多いポジションなので、先ほど紹介したようにレシーブ力も高い林選手が任されるのも納得ですね♪
まとめ
今回は日本代表で活躍している林琴奈選手についてまとめてみました。
代表でも古賀選手、石川選手に次ぐ得点数を叩き出す試合もあり攻守にわたって活躍してくれる「唯一無二のオールラウンダー」です!
林選手と日本代表の活躍を今後とも期待しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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