本日の情熱大陸にピアニスト・亀井聖矢(かめい・まさや)さんが出演されます。
亀井聖矢さんは現在22歳で、いま最もコンサートチケットが入手しづらいピアニストの一人と言われており、国内外のコンクールでは第1位に輝くほどの実力です。
そんな亀井さんの経歴や今挑戦されていることなどをまとめてみました。
よかったら最後までお付き合いください。
亀井聖矢とは?
画像出典:毎日新聞
2001年生まれ、名古屋出身。
4歳の頃、外で遊ぶよりも鍵盤のおもちゃで遊んでいる事が好きだった本人を見て、母がピアノを習わせてみようと近所の教室へ通い始めたピアノを習い始める。小学1年生から6年間サッカーチームにも所属。
中学生の頃から音楽の道を志すようになり、愛知県立明和高校音楽科へ進学。
高校2年生終了後、桐朋学園大学初となる「飛び入学特待生」として同校に入学。2019年、大学1年生のときに、「ピティナ・ピアノコンペティション」特級グランプリと、「日本音楽コンクール」ピアノ部門第1位を獲得。
若手ピアニストの登竜門として知られる2つのコンクールで史上初の同時優勝を飾った。
亀井さんは、集中し研ぎ澄まされた状態でピアノを弾く事を重視しており、練習は休日に多くて6時間、講義などに出席する平日は2時間位を費やすという。
一方、ピアノに触れていない時間はソルフェージュや音源を聴く事、常に音楽について考える事を大切にしているそうです。
現在はドイツのカールスルーエ音楽大学、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースに在籍中。
亀井聖矢の受賞歴
- 2013年 – 第5回岐阜国際音楽祭 小学生II部門 第2位、岐阜市長賞
- 2015年 – 第39回ピティナ・ピアノコンペティションF級 全国決勝大会 銀賞、聖徳大学川並弘昭賞
- 2016年 – 第41回ピティナ・ピアノコンペティションJr.G級 ベスト7賞
- 2016年 – 第17回 ショパン国際ピアノコンクールin ASIA 中学生部門 金賞、ソリスト賞
- 2017年 – 第71回全日本学生音楽コンクール高校の部 第1位、横浜市民賞、野村賞、井口愛子賞、NHK賞、かんぽ生命奨励賞
- 2018年 – 第42回ピティナ・ピアノコンペティションG級 銅賞
- 2019年 – 第43回ピティナ・ピアノコンペティション特級 グランプリ、聴衆賞、文部科学大臣賞、スタインウェイ賞
- 2019年 – 第9回福田靖子賞選考会 第1位
- 2019年 – 第88回日本音楽コンクール 第1位、野村賞、井口賞、河合賞、アルゲリッチ芸術振興財団賞、三宅賞、岩谷賞(聴衆賞)
- 2022年 – 第67回マリア・カナルス国際ピアノコンクール 第3位
- 2022年 – ロン=ティボー国際コンクールピアノ部門 第1位、評論家賞、聴衆賞
若き“ヴィルトゥオーゾ”が「ショパン」に挑戦!
“ヴィルトゥオーゾ” ―音楽演奏において格別な技巧や能力によって、名人、達人の域に達した人物を指すイタリア語。超絶技巧を駆使して難曲を弾きこなす姿、音色はその名にふさわしい。亀井聖矢、22歳。国内外のコンクールでは第1位に輝き、2022年のパリで開催されたロン=ティボー国際音楽コンクールでは、同時に「聴衆賞」と「評論家賞」も受賞。圧倒的な表現力と、多彩な音色で聴くものを音楽の渦に巻き込んでゆく。
引用:YAHOO!JAPAN
そんな亀井さんが昨年から集中的に取り組んでいるのは、「ピアノの詩人」ショパン。
ポーランド特有のリズムと、ガラス細工のように美しく繊細なメロディ。
自他共に認める練習の虫は世界で活躍するピアニストを目標に、日本とヨーロッパを行き来しています。
見据えているのは、25年に行われる世界3大コンクールの一つ「ショパン国際ピアノ・コンクール」。
予選から本選まですべてショパンを弾かねばならないコンクールに備え、5月から始まる全国ツアーのプログラムには、ショパンの「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」や「幻想曲」といった曲目を組み込んでいます。
小さいころからピアノを始め、周りから見たら才能もあり今まで順風満帆に見える亀井さんですが、やはり悩んだり伸び悩むようなことも当然あるようでこのようなことも話されています。
端から見れば、順風満帆の歩みだ。しかし、うまくいかないこともたくさんあったという。「思うように弾けない、練習でできていたことが本番でできなかった、ということはしょっちゅう。コンクールで全国大会に行けないこともよくありました。逆に、うまくいったときは、どうしてだったんだろうと考えて考えて――」
実際、昨年はロン・ティボーを含め三つの国際コンクールに参加したが、すべて思うような演奏ができたわけではなかった。「正確に弾こうと思うあまり考えすぎて体が硬くなったり、逆にラフになりすぎたり……バランスが難しい」と唇をかむ。楽譜を読み込み、全ての音を考え抜いて曲を構築して、「こう歌いたい」と思う理想の音楽をどれだけ聴衆と共有できるか――そこがピタッとはまるとき、結果はついてくる。
引用:讀賣新聞オンライン
先ほど紹介したように、亀井さんも常に音楽のことを考えているくらい音楽に没頭し、練習も多くて6時間されるのでかなりの努力家だということが分かりますね。
何かで結果を残している人は必ず努力を居続けた人なのですね。
まとめ
今回はピアニスト・亀井聖矢さんについてまとめてみました。
22歳ながら日本を代表するピアニストのお一人で、その亀井さんが本日の情熱大陸に出演され、楽しみにしている方も多いと思います。
また、亀井さんをご存じでなかった方も情熱大陸の放送やこのブログ等で知ってもらって興味を持っていただけたらとても嬉しいです。
まだまだこれからもたくさん亀井さんの素敵な演奏が聴けるのが非常に楽しみですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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